もともと、私自身、それほど体の強いわけではなかったことや、初産が34歳と遅めだったこともあり、母体に大きな負担がかかってしまっていました。おまけに、長女の体も生まれつきあまり強くなく、1年ほどは病院での検査や治療が必要な状態だったんです。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • ぽてさら
  • 女性
  • 年齢36歳
  • 専業主婦
セディナ 80万円 開始:2012年2月

出産後に子供と私の体のためにお金が必要だったため借金。

30歳の頃に結婚をして3年ほどは夫と二人で生活していたんですが、めでたく、私が33歳の頃に妊娠していることがわかりました。
夫ももちろん喜んでくれて、私も出産するつもりでいろいろな準備をしたり体を整えたりして、その1年後には無事に元気な女の子を出産することができました。

夫は中規模の食品開発会社に勤める会社員で、それほど収入が多いというわけではありませんでしたが、それでも、私との生活を送るだけの十分な収入を得てくれていました。
ただ、子供を出産した後、実は、私の体と子供の体に異変があることがわかったんです。

もともと、私自身、それほど体の強いわけではなかったことや、初産が34歳と遅めだったこともあり、母体に大きな負担がかかってしまっていました。おまけに、長女の体も生まれつきあまり強くなく、1年ほどは病院での検査や治療が必要な状態だったんです。

もちろん、夫も私と子供の体を心配して病院での治療を薦めてくれたのですが、あいにく、治療にはお金がかかることが大きな問題になってしまいました。
結果的に、それまで貯めていたマイホーム用のお金を使うことになったんですが、それでも300万円程度しか貯金がなかったこともあり、残り80万円という金額がどうしても用意できない状況になってしまったんです。

結果的に、二人で相談した結果、一時的にお金を用意するため、借金をして80万円を得ることになりました。
それが、今回の借金をしたきっかけだったんです。

セディナから80万円を借り入れ

80万円という金額を融資してくれたのは、セディナという信販会社でした。
セディナで発行しているクレジットカードは以前から利用していたんですが、それとは別にローンカードというサービスに契約して、上限300万円のうちの80万円だけ、治療費目的で融資してもらいました。

もちろん、借りたお金は全額、私と子供の病院への支払いのために充てました。
夫は励ましてくれたんですが、借金をしてまで治療に励まなくてはいけないという現状に、正直、夫に申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。

借金に対するイメージ自体はそれほどいいものではありませんでした。なにせ、ただでさえ、夫の収入で生活をやりくりするのに精一杯だったにもかかわらず、お金を借りてまで治療に励む上、借金の返済の必要も出てきたので、その後のことを考えただけで憂鬱になってしまうほどでした。
実際に融資の申し込みを行うときも、金額を80万円から減らしてしまおうか?と思ってしまったほど、借金に対するイメージは私の中ではあまりいいものではありませんでした。

借金をして治療を継続する間返済が気がかりで眠れなくなってしまうことも。

借金額自体は80万円と、それほど大きな金額ではないかもしれません。
ただ、毎月の収入額を考えると、決して安い金額ではなかったんです。
事実、借金をして治療に励む間も、節約面やいろいろな部分で、借金をできるだけ完済するべく努力もしていたんですが、なかなか思うように進まず、ストレスになってしまったこともありました。

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一度、まったく眠ることができなくなってしまい、仕方なく病院で睡眠導入剤をもらって無理やり睡眠できるようにしてしまったくらいなんです。
それに、実際の生活面でも結構苦労しました。
特に負担をかけたのが夫に対してで、子供に対するお金を最大限にしたあまり、夫に渡すお小遣いがまったくなかった時期もあったくらい。

そんなときも、夫はいや顔ひとつせずに甘んじて受け入れてくれたどころか、それまで自分が大事にしていた趣味のカメラを何台か手放して、自分のお小遣いや昼食代に当ててくれたほどなんです。
そういった姿を見ていたのが、自分と子供のためのお金とはいえ、本当に苦労をかけてしまったと今でも苦々しく感じてしまうくらいの経験でした。

借金をしている間は、お世辞にも贅沢なものとはいえないものでした。
おかずも、それまで2品はちゃんと出すことができていたのを1品に減らしたり、お肉も一切使っていない献立で夕飯をつくったり。

外食なんてもってのほかで、基本的にはスーパーの半額や割引されたおつとめ品だけを選んで購入したり、ご近所の方に戴いた食材で間に合わせたりと、ただただ節約の毎日。

交友関係も、もともと友達が多いわけではなかったんですが、それでも数少ない友人との交流を減らしたり、会うとしても、どちらの自宅でささやかなお茶会にとどまったりと、できるだけお金をかけないような楽しみ方に終始していました。