バツイチでパートタイマーをしています。
独身時代は正社員として働いていましたが、結婚にあたり遠隔地へ転居することになり寿退社したあとパート勤めをしていました。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • 春香
  • 女性
  • 38歳
  • パートタイマー
クレディセゾン 100万円 2008年2月頃-現在

離婚と転職を機に生活が苦しくなったため借金

バツイチでパートタイマーをしています。
独身時代は正社員として働いていましたが、結婚にあたり遠隔地へ転居することになり寿退社したあとパート勤めをしていました。

結婚生活は上手くいかず数年で離婚することになり、勤めていたパート先も辞めて転職することにしました。
一から賃貸マンションを契約したり新しい生活を始めるにあたり、再び正社員として再就職しようと思いました。
アルバイトをしながら就職活動をするつもりでいたので、非正規の仕事も一時的な繋ぎ程度の気持ちでいました。
ところが、主婦としてパートタイマーをしていたブランクがあったせいか、思うように正社員としての再就職はスムーズにいきませんでした。
求人情報を探しては何社も応募したり面接も行ったのですが年齢とキャリアの壁があり、なかなか採用されません。

アルバイトはほぼフルタイムで勤務していましたが、毎月の生活費はつねにギリギリの状態でした。
賃貸物件に住んでいたので、毎月の家賃を払わなくてはいけないですし水道や電気・ガス代などの光熱費もかかります。
再就職への気持ちは焦るばかりでしたが、なかなか採用されずアルバイトの収入だけでは毎月のやりくりが厳しくなってきました。

通勤時間や当時の仕事内容、職場の環境や人間関係を考えると更に高い時給のバイトへすぐに変える気にもなれませんでした。
結婚していた時は、夫の収入が主だったので自分自身のパート収入でも問題なく生活できていました。
でも、賃貸での単身住まいとなると自分のバイト代だけでは家賃も大きな負担になっていきます。
アルバイトの収入では毎月の生活費を捻出したり、必要な物を購入するのが厳しくなってしまい、キャッシングを利用するようになっていきました。

持っていたセゾンカードを利用して、始めは1万円のキャッシングをしました。
生活費の補填として、一時的な利用で短期間ですぐに返そうと思っていたので、不安感などはなく大丈夫だろうと思っていました。

それから徐々に借金の金額や利用する回数が増えていきました。
すぐに返せるだろうという思い込みと、
簡単に借りられる感覚が慣れに変わってしまい麻痺してしまったよう
に思います。

それまで借金に対してはあまり良いイメージは持っていなかったですし、自分には関係のないことだと思っていました。
クレジットカードでのショッピングを利用していましたが、返済はいつも一括払いだったので借金へのイメージも湧きませんでした。

使用していたカードも大手の流通系だったので、ネガティブなイメージもなくどこか安心感があったのかもしれません。
生活の一部を補助する感覚で借り始めたつもりだったので、アルバイトの収入がある限り返済は大丈夫だと考えていました。

徐々に膨れ上がっていく借金と厳しい生活

セゾン関連リンク

結婚を機に正社員からパート勤めをしていたあいだは、生活するには十分な収入でした。
ところが、離婚を機に再就職するにあたり、結果的にパート期間がブランクの扱いになってしまいました。

アルバイト生活になり、一気に収入が減ったものの賃貸マンションでの単身暮らしだったため、毎月の出費は確実にまとまった金額になります。
結婚していた頃の生活から、自分なりに節約や節制を心がけていたつもりではいました。
でも転職や再就職へのプレッシャーや将来への不安がつきまとっていた気がします。
ストレス発散でついつい買い物をしてしまったり、毎月の出費をコントロールできていなかったと思います。

減ってしまった収入でやりくりができずに始めた借金でしたが、
借りる金額も2〜3万円から5万円位とだんだんと金額が増えていき借金が増えていくばかり
でした。

実家の両親には、再就職までのあいだだけのアルバイト生活だから、と言ってあったので心配をかけたくありませんでした。
親の年齢を考えると生活費の援助を頼むのも心苦しかったので、経済的な負担をかけたくなかったため一人で抱え込んでしまいました。

出費のなかで交際費は贅沢になってしまい、一番先に削っていきました。
友人やかつてのパート仲間から飲み会に誘われても都合が悪いと言って断るようになりました。

毎日使う化粧品も、それまでは気に入っていたブランドに決めていましたがドラッグストアで手に入る安いメーカーの物に変えました。
衣類は安い店で買うようになったり、リサイクルショップを利用するようになっていきました。
食費を安く抑えるために、スーパーが特売セールになる時間帯を見計らって買い物に行きました。
安いレトルト食品で済ませることも増えていき、栄養バランスの良くない食生活になっていきました。
現在もこの生活が続いており、絶望的な生活をしています。